鳴く魚について
2022.03.10
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こんにちわ˘⌣˘ Megです。
突然ですがみなさん、「鳴く」魚がいるのをご存知でしょうか。
釣りをされる方は、ピンとくる方もいるかもしれませんが、意外に思われる方も多いのではないでしょうか。
今回は、そんな意外に「鳴く魚」についてお話ししようと思います。
そもそも、鳴き声の様な音を発する魚のことを、「発音魚」と言います。
鳴き声といっても、魚は声帯を持たないので、実際に声を出しているわけではありません。
発音魚たちは、私たちとは全く違う、様々な方法で音を出しているんです。
それでは、実際にどのような発音魚がいるのか、発音の方法ごとに説明していきます!
●うきぶくろを震わせて鳴くタイプ
うきぶくろに付いた「発音筋」と呼ばれる筋肉を使って、うきぶくろを振動させることで、音を発生させるものがいます。
例:キツネメバル 鳴き声は「グゥ、グゥ」と言った感じで鳴きます。
●歯ぎしりタイプ
歯と歯を擦り合わせて音を出す、「歯ぎしりタイプ」がいます。
例:フグ 吊り上げた時に歯ぎしりのような「ギッギギッ」という音を出します。
クマノミ 観賞魚として人気の高いクマノミも、歯を使って「カチッカチッ」という音を出すことがあります。
他にも、「骨と骨を擦り合わせるタイプ」や「胸ビレを擦り合わせるタイプ」もいます。
こう見てみると、何かと何かを擦り合わせて鳴く魚が多いですね。
あまりイメージのない「鳴く魚」でしたが、意外と身近にもいましたね!
ぜひ、聞く機会があれば、耳を澄ませてみてください♪