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ウミガメの産卵について

2022.06.17
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 こんにちは、サンです。徐々に、暑くなってきました。もうすぐ、夏ですね。初夏から夏にかけて、ウミガメが産卵する時期です。今回、ウミガメの産卵について、ご紹介をしたいと思います。

 ウミガメの産卵は、満月の夜が多いようです。なぜなら、満月の日は大潮になる為、干潮と満潮の差が大きくなり、産卵に時間がかかるウミガメには適しているからです。ウミガメは、一度に100個の卵を産みます。産卵してから、約2ヶ月ぐらいで孵化します。孵化は、砂浜の温度が24度から32度の間で進行し、この温度から外れると、ほとんどの卵が死んでしまいます。27度前後が適しています。孵化するには、砂浜の温度が重要です。

 ウミガメの性別は、卵が埋まった砂浜の地中の温度が29度より高くなるとメス、低いとオスになります。砂浜の温度で、性別がかわることは驚きです。近年、地球温暖化が進んでいます。このまま、地球温暖化が進み続けると、メスの数が多くなるのではないでしょうか。実際に、オーストラリアの気温の高いグレートバリアリーフ北部で生まれたアオウミガメを調べたところ、若いカメのほとんどがメスだったという調査結果が出ています。メスが増えると、一時的には産卵数が多くなると考えられていますが、地球温暖化が続くと、オスが少なくなり、繁殖ができなくなります。将来、ウミガメが絶滅するかもしれません。絶滅しない対策がなされ、ウミガメが絶滅しないことを願います。

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