小型水槽での飼育のポイント!②
★バクテリアって必要?
多くの魚は体内に溜まる毒素(アンモニア)を水中に排泄しています。
※アンモニアは無色なため、目視では水槽の中に溶けているかわかりません。
水槽で魚を飼育すると時間が経つにつれ、水槽内にアンモニア(毒)が溜まり始め、毒によるストレスで魚が病気になってしまったり、死んでしまったりしますので、このアンモニアを水中から取り除いてあげる必要があります。
バイコム78(硝化バクテリア)はアンモニアを利用し、無毒化していきますので、水槽をセットする際には添加しましょう!
※水中のアンモニアの有無は、テスターで測ることが出来ます。
★立ち上げ時やろ過材交換時には
バクテリア吸着材を!
クラロカ外掛けフィルタ―用やバフィなどのバクテリア吸着材にはバクテリアを半日足らずで吸着する加工を施してありますので、水替え時のバクテリアの流出を防ぐことができます。
水槽をセットした直後、ろ過材を全交換した直後、バクテリアはろ過材になかなか定着できず、水槽内を浮遊状態で存在しています。
※定着までにおよそ3~4週間かかります。
この状態で水替えをしてしまうと、せっかく立ち上げ時にいれたバクテリアが水替え時の排水と一緒に流出してしまい、水質が安定するまでの時間がさらに掛かってしまいます。
また特に外掛けフィルタ―の多くは純正ろ過材自体を全交換してしまうので時間を掛け、やっと定着したバクテリアを捨ててしまうこととなり、安定した水質を維持するのが難しくなるので、クラロカ外掛け式フィルタ―用との併用をおすすめします。
★バフィセット方法
外掛け式フィルタ―に使用される際には純正ろ過材の代わりにお使いください。
吸い込み口にスポンジフィルタ―を設置するとバフィが汚れにくくなり、長持ちします。
★メンテナンス方法
水替えの際にはバフィ表面についた大きな汚れを取るために飼育水で軽くゆすいでください。
1~2カ月を目安に飼育水でよく洗うようにしてください。
目詰まり防止のために6カ月程度で交換してください。