美味しい灰干し干物<゜)))彡

過ごしやすい季節がようやく訪れたと思っていたのも束の間…早くも夏を感じる日差しで日中は暑いと感じる日も増えてきました。
ゴールデンウィークの晴れた日にお友達家族と大人数でバーベキューをしました。
その時に以前から美味しいと聞いていた『灰干し干物』を焼いてみました。
『灰干し干物』について何も知識がなく、いったいどういう工程で作られているのか??
食べるからには気になるので調べてみました。
天日干しや一夜干しはよく聞きますし、海辺で加工工程を見かけたり、海産物を扱う店頭でも見かけ購入したこともありますが、少し前に『灰干し干物』がとても美味しいと耳にしたので、購入して食べてみました。
灰干し干物は、魚を火山灰の中で乾燥させることで、水分をゆっくりと取り除き、旨味と鮮度を保つ伝統的な製法で、魚臭が少なく、身が柔らかく、濃厚な旨味を味わえる干物に仕上がります。
火山灰が魚の水分を吸収し、魚臭の原因となるアンモニアを吸着するため臭みが軽減され、ゆっくりと乾燥させることで魚の身が柔らかく、しっとりとした触感に仕上がります。
灰干しすることで、魚の旨味成分であるアミノ酸やグルタミン酸が凝縮され旨味が増し、空気と紫外線をシャットアウトし、魚を酸化から守るため鮮度が保たれます。
魚の脂を酸化させず、旨味として残すため、脂の旨味も楽しめます。
脂の多い魚、例えば鯖、鰯、鮭、ホッケなどが灰干しに向いています。
魚の旨味を最大限に引き出し、鮮度を保つことができる素晴らしい製法です。
灰干し乾燥に使う灰も人工素材であるセラミックや乾燥剤の一種であるシリカゲル等の化学薬品を添加している製造所も多いそうです。
今回、私が購入したお店は、国内の火山灰、天然塩を使われていて無添加の美味しい灰干し干物を製造されています。
鯖を炭で焼いている時、脂がポタポタと落ちていて、食べる前から、これは絶対に美味しい!!と思いました(*^-^*) ふっくらと柔らかく、脂がのった仕上がりで、本当に干物??と思ってしまうほどでした。
鮭やほっけも購入したので、またお天気のいい週末に焼いて食べたいと思います。