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アクアリウム講座 第10回 水槽の白濁り

2018.06.25
AQUARIUM

こんにちは!

 

第10回のテーマは

 

弊社のお客様相談室にもこの問い合わせが多く

 

寄せられる、水槽の白濁りについてです。

 

水の白濁りは3パターンほどあります。

 

① 底砂などの削れたものが

    舞って濁る、物理的な白濁り

  ※ソイルを敷いた直後等で起こりやすい

 

② アオコが発生し始めた、

        なんちゃって白濁り

 

③ 水槽に適さない菌(悪玉菌)が

                    大繁殖する生物的な白濁り

 

①の場合、静置で沈殿させるか、

 

目の細かなマットで濾す、

 

凝集剤を使うなどで対処できます。

 

②の場合、③との見極めが難しいのですが、

 

時間が経つにつれ、水の色が緑色になります。

 

アオコは植物なので、遮光することで、

 

減っていきます。

 

出窓等の窓際に置いてある水槽は

 

このパターンが多いのではないでしょうか?

 

このパターンはアオコ用の薬品が有効です。

 

水草水槽の場合、薬は使えませんので、

 

大幅に水換えをして頂き、成長の速い有茎草を

 

植えて、余分な養分を早く吸収させるなどの

 

方法もあります。

 

 

この3つのパターンのうち一番多いのが、

 

③のパターンで一番厄介です(泣

 

水槽に適さない有機物を分解する悪玉菌が

 

大繁殖すると起こります。

 

なぜ厄介かというと…

 

悪玉菌が大繁殖するってことは、

 

悪玉菌のエサが豊富にあるということ

 

悪玉菌のエサ=魚の排泄物などの有機物。

 

つまり、魚を飼いながらだと

 

悪玉菌のエサをカットすることが

 

非常に難しいからです。

 

大幅に水換えしても、爆発的に大繁殖する

 

悪玉菌を取りきることができないので、

 

時間が経つにつれて、また白濁りということを

 

繰り返してしまい、

 

負のスパイラルに入ってしまいます(泣)

 

 

対処法としては…

 

①魚へのエサを止めて、悪玉菌が

 水槽内にあるエサを

  食い尽くすまで放置しておく

  ※酸素を異常に使うので酸欠に注意!

 

②大幅な水換えをして、悪玉菌の数が減っている

 状況で殺菌灯を設置する。

 

上記のような方法があるのですが、

 

白濁りしないように予防するのが

 

一番楽で簡単です!

 

次回は白濁りの予防方法について書きます!

 

それでは! (^^)/

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